ストレングス・ファインダーから見るオタクコミュ障ワーママの営業スタイル

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ワタシはオタクでコミュ障ながら外資系金融でフロント職に就いた経験があります。帰国子女が多く華やかなイメージの外資系金融ですが、ワタシは国内大物理系卒の純日本人。特に美人でもなく、話がうまかったりキレッキレのプレゼンが得意なわけではありません。それでも10年以上業界に残り、迷走を経て現在の考え方に至った経緯を纏めてみました。

外資系金融のフロント職の典型例とコンプレックス

外資系金融のフロント職は、イメージ通り華やかな人が大多数を占めます。このような方たちがゴロゴロいます。

外資系金融セールス職の典型例

・体育会系出身。元キャプテン・主将・サークル代表など

・元ミス・ミスターキャンパス・タレント経験あり

・帰国子女でトリリンガル(バイリンガルじゃないです、3か国語以上が普通)

・学生時代にビジネスコンテスト優勝

・既に学生時代の営業バイトやインターンでトップの成績を誇る

ワタシは上記に当てはまるものは何もありません。国内上位大理系卒のただの女子。外資系金融では何の特徴もありません。特に美人でもなく、スタイルは背が低くて丸い。

英語は学生時代に1年弱語学留学をした程度です。ネイティブ並みの英語力がこの業界では普通なので、英語は出来ない方です。

主張が下手で自分から話を振るのが苦手なコミュ障。自分が興味のない話を振られたときは取り敢えず乗り切るくらい。

特筆して目立つ特徴のない澤はコンプレックスの塊、入ってからかなりの苦労をしています。

ジュニア時代のスタイルはエセ体育会系

とにかく周りについていこうと必死でした。

上司やクライアントに気に入られようと、体育会系でも何でもないのに体育会系のノリについていける女子を装い、明るく振舞い、食事会の幹事に積極的に、ゴルフを始めました。

理系オタクはゴルフにハマったのです。毎週末ゴルフに行く、まとまった休みが取れると合宿に行くほどでした。その成果あって社内外でゴルフの話は饒舌に話すことが出来、「ゴルフ頑張ってる若手女子」というキャラが定着していました。

社内外のゴルフイベントに顔を出し、上司にも「ゴルフ出来る若手女子は珍しい」ということで、重要顧客とのゴルフにも同行させてもらっていました。

体育会系(に見える)女子キャラで、何とか数年やり過ごしていました。

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出産後の迷走

出産後復帰してまず気づいたことは、ワタシが頼ってきた「エセ体育会系」という武器が、全く使えなくなったことです。

子供が幼い時は、フルタイムワーキングマザーの1日をこなすだけで精一杯になります。上司やクライアントと食事に出かける、週末ゴルフに行く、ゴルフの練習をするなどの十分な時間の確保が不可能になります。業務時間外のコミュニケーションが一気に減っていきます。

「どうしよう・・・・」

張り切ってフロントの営業職に戻ったものの、「ワーキングマザーでなんだか頑張ってる人」に社内外から気を遣われている気がして、取り敢えず忙しい日々を送るもののモヤモヤする日が続いていました。

業界内にワーキングマザー仲間や先輩もいます。ただし皆揃って異常に強いんです。家事は外注、子供はベビーシッターに任せ、旦那を尻に敷き、鉄人のようなバリキャリママが過半数。

一方ワタシは人に仕事を振るのが苦手。自分でやった方が早いと思ってしまう。外注したほうが良いと聞きつつも、手配や運営に気が進まない。ダンナの仕事も尊重したい。

そんなんじゃ生き残れないよなぁと…キャリアを思い悩みながら何となく続けていました。

強みの種を理解し伸ばそう

ある日ストレングス・ファインダー関連記事「【ストレングス・ファインダー】診断してみた話)に基づいたコーチングセッションを受ける機会がありました。

そこで自分の特性を再認識「これでよかったんだ」と腹落ち、自分の営業スタイルに確信が持てたのです。オタク系コミュ障のワタシでもこのまま営業職で行こう!と思えたのです。

ワタシの上位資質で営業スタイルに影響しているもの

学習欲・ポジティブ・回復志向・共感性・個別化・親密性

ワタシの下位資質で営業スタイルに影響しているもの

コミュニケーション・社交性・自己確信・指令性・信念

これまでモヤモヤしていたのは、自分自身があまり持っていない資質、コミュニケーション・社交性・自己確信・指令性は、営業たるもの必要なのだと思い込んでいたからです。

営業への思い込み

社交的でなければならない

初対面でもリードして気の利いた話をしないといけない

信念を持った鋭いプレゼンで商品を売り込まなければなならない

ジュニア時代にお世話になっていた上司たちも、これらが自然とできる方々で、こうであるべきだと思い込んでいたのです。(もちろん苦労された結果だと思いますが)

しかも回復志向が「できていない部分」に目をやり、常に弱点克服への意識が付きまとっていました。でも、直そうとすると疲れる。エネルギーが大量にいる。続けられない。

最上位の学習欲は、興味があることについてどこまでも学び、話し出したら止まりません。(コミュニケーションが低いので、興味のない話は気を利かせて続けるのが苦手です)ゴルフやお酒がそうですね。自身がオタク的でコミュ障だと思う所以でもあります。

ストレングス・ファインダーの考え方は、「強みを強化したほうが、弱みの克服よりも何倍(~10倍近く)もパフォーマンスが伸びる。エネルギー効率が良い。」です。

ワタシの強みと営業スタイル

共感性:あまり興味がないのが手に取るようにわかってしまう。敢えて売り込まず耳を傾けることに集中しよう。

個別化×親密性:距離がある程度縮まってからその人に合ったアプローチをしよう。それまでは情報収集に徹しよう。また少人数でのコミュニケーションの方が進めやすく、誘導するようにしよう。

ポジティブ:自分の良いところには気付かないくせに、他人の良いところばかり目が行く。うまく伝えていこう。

学習欲:どんどん学んで情報提供しよう。自由な形式で発信しよう。

特に最近はコロナ禍の影響もあり、対面でのコミュニケーションがぐっと減りました。最後の「情報提供を自由な形式で発信」について注力しています。

以前からもメールを配信していましたが、現在は頻度を増やしてクライアントセグメントごとに厳選するようにしました。

「送りすぎても迷惑かな」「いらないって言われるかな」若手の時に陥りがちな遠慮が現在も頭の片隅にありましたが、9割は断られるものです。そこはポジティブに捉えて前向きに。

営業とは、「売り込みやお願いをして商品を買ってもらうこと」ではなく、「必要な人に必要な商品サービスをタイムリーに届ける」ことと再認識し、強みを生かしながら情報発信して行きます。

ブログやツイッターも、情報発信の練習として最近始めました。

そうしているうちに、以前の何倍もクライアントからの自発的な相談件数が増えました。自分の強みにフォーカスした方が、楽に伸びることを体感した典型例かと思います。

世の中には営業スタイルに悩む内向的な方が多くいらっしゃるのではと思います。

ワタシもその一員でした。

外向的にならなければならないのではなく、強みを理解して伸ばした方が結果として効率的に営業成績が上がるのではと思います。

自分流の信頼の勝ち取り方を模索すれば良いのですね。

ストレングス・ファインダーは強みを知るツールです。それに基づいたコーチングセッションを受けることで自発的に方向性が固まります。是非受けてみてください!

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